今日は文のみで。あぁっ!石投げんといてください;
十代の英語名は某サイト様の資料集を見て勉強しました。
どうでもいいんですが、明日は学校でデュエルです~wwwww
E-HERO(改)デッキでブラマジ&ハーピィに挑みます!!
ちなみに宝玉獣は最終兵器デッキです。
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遊城十代にとってデュエルの位置付けは"生きていくために必要不可欠な存在"と同義である。
例えるならば酸素等と同じ位置づけであったりする。
それら以外は全て"その他"という枠に分類される。
地位も名誉も財産も(元々彼はその様な物に興味などなかったが)、果ては両親、友人達すらも。
そんな遊城十代の中にあるもう一つのカテゴリが機能しだしたのは彼がDAの最高学年になった時である。
彼を最も愛し慈しみ、かつ憎み傷つけようとした精霊がこれから引き起こす事態の予兆を彼が感じたときから。
そのカテゴリは彼が幼い頃から、いや彼が遊城十代という存在になる前からずっと彼の中にあったのだ。
彼が異世界でそのカテゴリの名前と中身になる"覇王"を思い出すまでずっと。
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万丈目準が"遊城十代"と言う名前を再び聞いたのはDAを卒業して3年後、エド・フェニックスからの国際電話であった。
「貴様ぁ、今何と言った!!」
「何度も言わせるな!!僕は同じ事を繰り返し言うのは人生における時間の無駄遣いだと思っているんだからな。」
「貴様の人生観など知ったことか!!俺が聞いているのは十代だ!!十代がアメリカのマイナーリーグに参加していると言うのは本当なのか!?」
「ふん…君の耳は正常に役割を果たしているようだな。あぁそうだ。おそらく十代と思われる人物が先週、こちらのマイナーリーグで優勝している。
…登録名はJaden・Yukiになっているがな。」
「十代と思われる?…おい何故そんなに曖昧なんだ。出場者のデータぐらいあるんじゃないのか?」
「マイナーリーグでの結果は勝敗ぐらいしか報道されないんだ。ネットで検索しても個人データまでは公開されていない。」
「…優勝したのだろう?それならば表彰式でのヒーローインタビューを受けて…」
「彼は表彰式を欠席しているんだ。…子供を待たせているから、と言って会場を飛び出して行ったらしい。」
万丈目の知っている遊城十代ならば理由があれば教室でも何でも飛び出していくようなやつだったかもしれない。
異世界に行く前の彼であろうと、後の変わってしまった彼であろうとも。しかし、理由がどうだ。
「子供を待たせてる?…おい、本当にそいつは十代なのか?」
「僕だって名前だけならわからなかったさ。マイナーなんて僕には関係無いものだからね。
けど、彼のデュエル…決まり手がネオス、E・HEROネオスだったそうだ。」
万丈目は遊城十代の名前と同じく3年ぶりにそのカードの名前を聞いた。
十代の卒業デュエル以来、そのカードは十代と共に姿を消していたからである。
「ネオス…か」
「僕は十代以外でネオスを使っているデュエリストなんて思いつかない。君は知っているか?十代以外のデュエリストを。」
知るわけがない。むしろネオスを使うデュエリストが十代以外に存在しないと断言することだってできる。
ネオスは十代が作り出した十代のヒーローなのだから。
「エド・フェニックス…次にそいつが参加する試合は何時だ?どの試合だ?」
「…気が早いな。まぁ、そういうだろうと思っていたさ。
彼の次の試合はマイナーの優勝者が参加できるセミリーグだ。時間と場所はそちらに送ってやろう。」
「…」
「君から素直に感謝の言葉を貰おうとは思っていないさ。
僕も君と同じで十代に会って一言…いや足りないな。3年分…十言ぐらいは言いたいからな。
それに小言を言う人数は多い方がいいだろう。まぁ、まだそのJadenとやらが十代と決まったわけではないけどね。」
「…まったくだ」
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尻切れトンボとはまさにこのこと。
十代と覇王のパラレルなのに全くでていない罠。
ちなみに色々ねつ造設定ですから。